株式やFXといった投資は、自分の認識ではギャンブルだと思っています。
上に行くか下に行くか、どちらに行くかははっきりいってわかりません。
いくら研究しても値動きを完璧に当てることはできませんし、専門家でもよく外しているのを目にしたりします。
自分もギャンブルのセンスがないからなのか、株式やFXで数百万レベルの損をしました。
でも、いろいろ調べていくうちに「これもしかしたら確実に勝てるのでは?」という投資を発見しました!
それは、「vix指数」への投資です!
「vix指数」への投資がどういったものなのか、これから詳しく解説していきます!
VIX指数とは
「VIX指数」とは、アメリカのシカゴ・オプション取引所が作り出した「ボラティリティ・インデックス(Volatility Index)」のことを言います。
「VIX指数」は、「S&P500」という米国の代表的な大型株500銘柄の株価を基に算出される指数を対象とするオプション取引の値動きを元に算出・公表されています。
「VIX指数」は投資家心理を示す数値として利用され、数値が高いほど投資家が相場の先行きに不透明感を持っているとされており、別名「恐怖指数」とも言われています。
「VIX指数」の値動きの特徴は、株価が上昇している時は低い数値を維持していますが、株価が暴落すると「VIX指数」は急に暴騰します。
VIX指数投資の何がすごいのか?
「VIX指数」の何がすごいかをこれから説明します。
簡単に言うと、やり方さえ間違わなければ「VIX指数」は必ず勝てる投資だということです。
VIX指数の過去30年間の値動きをご覧ください。
VIXチャート(VOLATILITY S&P 500)
参照:tradingview
「VIX指数」が10のところに赤い線を引いてみましたが、10より下には下がってないことがおわかり頂けるかと思います。
この値動きは、投資対象として見た時、非常に魅力的です。
指数が10より下がらないということは、10近くの底値で買いを入れれば、やがて数値が上昇し確実に勝てるということです。
株に例えるなら、底値がわかっていて上昇が100%約束された銘柄を買うようなものです。
しかも、上昇した後、一定期間するとまた元の10近くの価格帯に戻ってくるため、買いのチャンスが何度でもやってきます。
「VIX指数」の買いを繰り返せば確実に資産を増やせるということです。
でも、この「VIX指数」へ直接投資できる証券会社は残念ながら存在しません。。。
しかし!「VIX指数」の値動きに極めて近い銘柄に投資することは可能です!
では、その銘柄をこれからご紹介していきます。
VIX指数銘柄一覧表
名称 | 内容 | 銘柄コード | 取引業者 |
VIX ボラティリティ指数 (VOLATILITY S&P 500) |
S&P500(SPX)の今後30日間の 価格変動の大きさを測定 |
VIX(米国) | 取引不可 |
国際のETF VIX短期先物指数 | VIX先短期物指数にロールオーバー コストを加え、円換算したもの |
1552(日本) VXX(米国) |
証券会社 |
VIX ボラティリティ指数3ヶ月 (CBOE S&P500 3 M Volatility ) |
S&P500(SPX)の今後3か月間の 価格変動の大きさを測定 |
VXV(米国) | CFD |
「VIX指数」に関連した商品で最も知名度があるのが、「楽天証券」や「SBI証券」等、国内のネット証券会社で簡単に取引できるETF(銘柄コード)1552の「国際のETF VIX短期先物指数」です。
1552 国際のETF VIX短期先物指数(VXX)は、はっきり言っておすすめできません!
銘柄コード1552の「国際のETF VIX短期先物指数」は、投資対象としては絶対におすすめできません!
なぜおすすめできないのか、2つ理由がありますのでこれから説明していきます。
流動性が低い
「国際のETF VIX短期先物指数」は流動性が低いです。
買い手・売り手が共に少ない状態では、買い気配と売り気配の価額に差が出てしまい、スプレッド(手数料)を多く取られてしまいます。
また、「VIX指数」が大きく変動している時に、売ろうと思ってもなかなか売れない、買おうと思ってもなかなか買えない、そんな事態がおきてしまいます。
価額がどんどん減少していく(過去の値動き)
チャートを見て頂くとわかるように、「国際のETF VIX短期先物指数」は昔と比べるとどんどん価額が減少しています。
途中で価額が跳ね上がればいいのですが、跳ね上がらないと価額がどんどん減少していって含み損が増えてしまいます。
価額が減少していくものを購入すると損をするリスクが高まってしまうということです。
この2つの理由から「国際のETF VIX短期先物指数」はおすすめできないのですが、この2つの欠点を帳消しにしたような投資対象があります。
それは、「VXV」と呼ばれている「VIX ボラティリティ指数3ヶ月」です。
VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)とは
「VIX指数」は「S&P500」の今後30日間の価格変動の大きさを測定したものですが、これに対して「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」は、「S&P500」の今後3か月間の価格変動の大きさを測定したものです。
30日間の価格変動の「VIX」と、3カ月価格変動の「VXV」でどう違ってくるのかというと、VXVのほうが指数の値動きが若干マイルドになる感じです。
つまり、数値の下落時には「VIX」ほどの下落はなく、逆に数値が上昇した時は「VIX」ほどの上昇にはなりません。
表で2つの数値を見比べて確かめてみましょう。
VIX(30日)&VXV(3カ月)最安値比較
VIX最安値 | VXV最安値 | |
2006年 | 9.39 | 11.03 |
2007年 | 9.70 | 11.20 |
2008年 | 15.82 | 18.08 |
2009年 | 19.25 | 22.17 |
2010年 | 15.23 | 18.57 |
2011年 | 14.27 | 17.23 |
2012年 | 13.30 | 15.97 |
2013年 | 11.05 | 12.39 |
2014年 | 10.28 | 12.19 |
2015年 | 10.88 | 14.33 |
2016年 | 10.93 | 14.74 |
2017年 | 8.56 | 11.03 |
2018年 | 9.15 | 12.06 |
過去12年間のVIX指数(30日)の最低値は8.56です。10を切ってヒトケタに突入する時もたびたびあります。
これに対して、VXV指数(3カ月)は、11.03が最低値となっているように11を切ることはありません。
VIX(30日)&VXV(3カ月)最高値比較
VIX最高値 | VXV最高値 | |
2006年 | 23.81 | 18.05 |
2007年 | 31.09 | 28.55 |
2008年 | 89.53 | 69.87 |
2009年 | 57.36 | 55.49 |
2010年 | 48.20 | 42.98 |
2011年 | 48.00 | 44.66 |
2012年 | 27.73 | 29.48 |
2013年 | 21.91 | 21.35 |
2014年 | 31.06 | 26.57 |
2015年 | 53.29 | 39.98 |
2016年 | 32.09 | 32.28 |
2017年 | 17.28 | 16.85 |
2018年 | 36.10 | 28.84 |
一方、最高値のほうは、赤字の2008年のリーマンショック時の最高値を見て頂きたいのですが、VIX指数(30日)89.53に対して、VXV指数(3カ月)のほうは69.87と、VIXほど上昇してません。
他の年度を見ても、VXVのほうがほぼ同じかやや下って感じですね。
こうして2つの数値を比較していくと、「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」のほうが若干マイルドな値動きになっているのがおわかり頂けるかと思います。
VIX指数に投資するにはCFDで口座を開設する必要がある!
この「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」は「CFD」という取引形態でのみ購入できます。
「CFD」とは、ざっくり言うと「FX」みたいなものです。
「FX」はドルとか英ポンドとか投資の対象が外貨だけなのに対し、「CFD」はなんでもありです。
原油やコーン等の商品や、株価指数など様々なものに投資できます。
そして、国内で「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」を取引できるの「CFD業者」はたった2つだけしかありません。
「GMOクリック証券CFD」と「IG証券CFD」です。
GMOクリック証券CFDの「米国VI」に投資しましょう!
「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」の取引でおすすめしたいのが「GMOクリック証券CFD」です。
「GMOクリック証券CFD」では、「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」のことを「米国VI」と呼んでいます。
GMOクリック証券CFDで取引するメリット
「GMOクリック証券CFD」で取引するメリットは3つあります。
GMOクリック証券CFDは手数料が安い!
スプレッドが狭い
「GMOクリック証券CFD」のスプレッド(取引手数料)は0.05です。
これに対し「IG証券」は0.1です。
取引手数料で2倍の差があるので、手数料で判断するなら「GMOクリック証券CFD」の圧勝です。
為替手数料が無料
「GMOクリック証券CFD」は、スプレッドが狭いだけじゃなく為替手数料も無料です。
「IG証券」のほうは0.3%の手数料がかかります。
GMOクリック証券CFDは保有期間に制限がない!
「GMOクリック証券CFD」では、「米国VI」を買いから入ったり、売りから入ったりしてポジションを持った時に期間無制限でポジションを保有したままでいることができます。
「米国VI」の数値が低い時に買いを入れた後はほったらかしも可能です。
ずっとほったらかしのままにしていて、米国株価が不安定になり数値が上昇した時にログインして売りを入れるだけの簡単なお仕事にすることもできます。
これに対して「IG証券CFD」ではずっとポジションを持っていられません。
ポジションの保有期間は最大1か月なので、ずっとほったらかしができないのがネックです。
最低取引単位が小さい
「GMOクリック証券CFD」では、購入最低単位がCFD価格の10倍です。
例えば「米国VI」の数値が14なら14ドルってことなので×10倍の140ドルが最低取引単位です。
だいたい15000円ぐらいですね。
これに対し「IG証券CFD」は、購入最低単位がCFD価格の20倍です。
「GMOクリック証券CFD」の2倍の価格が最低取引単位です。
約30000円ってことですね。
「GMOクリック証券CFD」では1単位15000円という少ない額から取引を始めることができますので、資金的にあまり余裕がない方にはおすすめです。
IG証券の口コミ
こうして、「GMOクリック証券CFD」と「IG証券CFD」の両社を比較した場合、断然「GMOクリック証券CFD」のほうがメリットだらけということがおわかり頂けたかと思います。
「IG証券CFD」の口コミを発見したのですが、かなり取引経験豊富な方が「IG証券CFD」に対してこのようなコメントを残しています。
しかし、このIG証券はCFDでの評判があまりよろしくなく、スプレッドがやたら開いてたり、円で入金してドルに自動で交換されるもののレートが不明なのは勿論、手数料で徴収する際と配当で受渡する際のレートが違っていて自社に有利に設定されていたりするんですよね 笑
参照:3by
実際に「IG証券CFD」を利用されてる方が、スプレッドや為替手数料けっこう抜かれているということを証言しています。
なので、「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」の取引は、「GMOクリック証券CFD」から入るのがおすすめです!
最初は「GMOクリック証券CFD」で口座を開設して、その後「IG証券」に申込むのがベスト!
「IG証券CFD」のメリットを挙げるとすれば、
・レバレッジが10倍で取引できるということ(GMOクリック証券CFDは5倍)
・取引枚数が無制限であることの2つです。(GMOクリック証券CFDは500枚の制限あり)
GMOクリック証券の「米国vi」の上限500枚は価格でいうとだいたい1000万円ぐらいです。
1000万円までの少額の取引でしたら手数料の安い「GMOクリック証券CFD」を利用し、1000万円じゃ物足りない、無制限に金額を賭けたいというのであれば、手数料は多めにかかりますが「IG証券」を使うしかありません。
ちなみに、「IG証券CFD」では、「VIX ボラティリティ指数3ヶ月(VXV)」のことを「ボラティリティ指数」と呼んでいます。
どうぞお気軽にコメントを残していってください!