株式会社お金のデザイン社が提供する資産運用サービス、ロボアドバイザーの「THEO(テオ)」ですが、2019年4月1日より手数料を割引するサービスを開始しました。
これにより、同様のサービスを提供しているライバルよりも「THEO」でお金を運用することが大きなメリットになってきます。
「THEO Color Palette」の導入により手数料が1%→0.65%まで段階的に安くなる!
「THEO(テオ)」が2019年4月1日から開始した手数料を引き下げるサービスのことを「THEO Color Palette(テオカラーパレット)」と呼びます。
手数料がどのくらい下がるかと言いますと、今までは年1%の投資一任運用報酬を徴収されていましたが、最大年0.65%まで下げることができるようになりました。
カラー | 手数料 | カラー基準額 |
ホワイト | 1.00% | 基準なし |
ブルー | 0.90% | 1万円以上50万円未満 |
グリーン | 0.80% | 50万円以上100万円未満 |
イエロー | 0.70% | 100万円以上1000万円未満 |
レッド | 0.65% | 1000万円以上 |
ただ、最大まで引き下げられる年0.65%にするには1000万のお金を預ける必要があります。
1000万の余裕資金がある方ってなかなかいないでしょうから、現実的なところでいくと、100万円預けて年0.7%の手数料に引き下げるのがおすすめな方法です。
金額で例えるとどのくらい手数料が安くなるのかと言いますと、
今までは100万円を預けて「THEO(テオ)」に1年間運用してもらうと手数料が10000円かかりました。
これが新制度「THEO Color Palette」適用だと年0.7%まで手数料が下がり、7000円で済むということになります。
1年間で3000円安くなるってことですね!
手数料を安くするための他の条件と注意事項
「THEO Color Palette」適用で手数料を安くするためには他にも条件があります。
判定期間は直近3カ月の平均残高
カラー判定の基準額は、わかりやすく言えば、「THEO」に預けてある金額の直近3カ月の月末残高の平均額(運用損益を除く)です。
毎月積み立てをしている
毎月積み立てをしていることが条件になります。
「THEO」での積み立て金額は、毎月1万円以上、1000円単位で積み立てることができます。
出金をしていない
判定期間の3カ月内に出金があればカラーはホワイトになってしまいますのでご注意を。
「THEO」での資産運用は、出金せず毎月積み立てていき、「THEO Color Palette」の条件を発動させて手数料を下げることが資産を増やしていく重要なポイントになります。
「THEO Color Palette」を利用したおすすめの投資法
「THEO」では、最初に100万円を入金し、その後、毎月1万円を積み立てていく方法が効率的でおすすめです。
年0.65%を達成するには1000万円必要ですし、100万預けて年0.7%を達成したほうが、少ない金額でより多くの手数料引き下げの恩恵を受けることができるからです。
「THEO Color Palette」は毎月積み立てが条件となるので、積み立て金額も最低金額の1万円を毎月積み立てて条件を達成すればいいわけです。
「THEO」は投資の入り口として十分おすすめできる
投資経験者が「THEO」をはじめとした「ロボアドバイザー」に抱いている印象は、手数料が高いということでした。
投資一任運用報酬としての年1%の手数料だと高いので、他の手数料が安い「インデックスファンド」といった投資信託商品を購入すればいいのではないかという意見です。
最も手数料が安い「インデックスファンド」だと、「ノーロード」といって購入手数料が無料、投資信託を保有している間に発生するコストの信託報酬も0.15%程度で、合計手数料が年0.15%の商品もあります。
手数料最安の「インデックスファンド」と比べたらさすがに手数料は高いですが、「THEO(テオ)」に限って言えば、手数料を最大年0.70%程度まで下げてきましたし、「ロボアドバイザー」の中では手数料は最安です。
今後ライバルの手数料引き下げ競争により、将来的にもさらなる手数料の引き下げが期待できます。
それに、対面販売の「銀行」・「証券会社」が勧める投資信託商品の手数料と比べたらはるかに安いです。
ネットが普及していなかった昔は、全体的に投資信託も今よりはるかに手数料が高かったですから、対面販売の「銀行」・「証券会社」や昔と比べたら「THEO」の手数料は十分に安いです。
また、「THEO」は、投資の初心者の方にはおすすめだと考えています。
例えば「インデックスファンド」を選ぶとしても種類が豊富にあり、その中から適切な商品を選び購入するタイミングを決定するのはある程度の知識・経験が必要となり、はっきり言って投資初心者には何を選んだらいいかわかりません。(私がそうでした・・・)
これに対して、「THEO」は投資のエキスパートが磨いた人工知能(AI)アルゴリズムにより適切な商品選定を行うので、投資初心者が株や投資信託を買うよりはぜんぜん良い投資判断ができます。
私も投資の知識も経験もほとんどない時は誤った判断をしてしまい、大きな損失を抱えてしまいました・・・・
やはり最初のうちは、「THEO」のようなサービスにお金を預けて運用しながら、少しずつ投資に対する知識を身に付けておけば良かったなと後悔しています。
また、「THEO」は柔軟に運用方針を変更(年10回まで)できますので、急な市場変動にも柔軟に対応できます。
「インデックスファンド」等の投資信託では、売りの注文を出してもそれが約定するまで多少の時間がかかりますし柔軟に対応できないところがデメリットでもあります。
このように、「THEO」の様々な側面を検討してみると「THEO」で資産運用していくのもいいのではないかなと思いますね。
「THEO Color Palette」によりさらにパフォーマンスが上がった「THEO」。
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